世 界 を 変 え る T V
- あ な た の 中 に は 、 神 様 が い る !-
今日は、
アフリカ・ケニア
ナイロビの巨大なゴミ山に住む
一人の少年の話し
もし、この少年が自分だったら、
また、この少年が自分の子供だったら、、、
殺人事件が勃発!
周囲をスラム街で囲われるこのゴミ山は、犯罪の温床になっており、殺人事件が頻発します。
3000人以上がこのゴミ山でゴミを拾って生活の糧を得ています。
そのほとんどは周囲のスラムから通っている方々です。
しかしほんの数人だけ、このゴミ山の奥地、まさにゴミのど真ん中に暮らしている人がいます。
一体誰がどんな暮らしをしているのか。
14歳でストリートに出て、
今はゴミ山に住んでいる18歳の少年。
ゴミ山に穴を掘って、その中を寝床にしていました。
その穴は、ビニールシートで隠されている。
そもそもこのゴミ山は、ギャングによる縄張り争いで、銃撃戦やナイフなどでの抗争事件が頻繁にあります。
地元警察も、ゴミ山の外から見ることしかできない。
そんな無法地帯が広がっています。
あと、これは「ゴミ山あるある」なんですが、24時間ずっと燃えています。
常にどこかから、もくもくと煙が上がっている。
フィリピンのスモーキーマウンテンと同じです。
生ゴミが腐敗する熱が内側にこもって、日光で熱されて発火します。
なので、ゴミ山の山肌はほんのり温かい。
この少年は、
下の兄弟たちを学校に行かせるために
長男として14歳の時、家を出た。
自分が家を出たら家計が助かる。
そうすれば下の兄弟たちが学校に行けるのでは・・・という思いです。
1日働いて100円とか200円とか、ようやく1日分の食事にありつける程度。
毎日、仕事が終わると、米と豆と水を70円~200円で買ってきて、それを飯盒炊爨のようにして食べる。
ゴミ山の燃えている所から火種をとってきて火を起こして、拾った空き缶を買ってきた水で洗い、お米と豆を入れて、煮込んで食べる。
それが少年の食事です。
食べれない日もある
そして、寝るときには、所持金ゼロ
もし、次の日、ゴミ山で金目のものが拾えなかったら、儲けはゼロ。
するとその日の食事はなし、、、
家族や親類で支え合って暮らすことすらできないから、働かないと食えない、体調崩して働けないと何も食べられない、というスーパー自転車操業であり、スーパーセルフブラック企業です。
そんな状況なので、
「この生活を抜け出す術もない」
「ゴミ山から出られる希望がない」
「きれいな服もないから、ゴミ山から外に出る生活はできない」
と言ってました。
家族や兄弟とも会えず、
希望が全く見いだせない、
そんな中でも犯罪には手を染めず、
たった一人で毎日繰り返し生きる姿。
スラムにいる子供達の通常の生業は、物乞いと強盗です。
車の窓が開いてたらそこから手を突っ込んでスマホやら金目のものを奪って売り払います。
運がよければ、1日1000円くらい手に入る。
十分に食べられる稼ぎです。
ゴミ山の少年の、10倍です。
そう、稼げるかどうかで言うと盗みの方が「稼げちゃう」わけです。
少年は神様だった!
スラムの犯罪に手を染める子どもたちと、ゴミ山の正しく生きる少年。
多分最初の境遇は変わらなかったと思います。
何らかの理由があって、家を出された。
一人でやっていくしかなかった。
でも少年は、そうなった時に犯罪に手を染めなかった。
その選択に、神様が目覚めているのを感じます。
良心に従って生きるとは。
自分の中にいる神様に従って生きるということ。
少年がゴミ山で、 汗水垂らして長時間仕事する姿を見て、
それでも「物乞いや盗みをしようとしない」精神が心に刺さりました。
少年は、
「また学校行きたい」って言ってました。
「勉強したい」って、、、
夢は、「結婚して子供がほしい」
でも、このまま同じ生活を続けていくしかないと本人もわかっていて、、、
そんな希望もない状況の中でも、取材をする人を気遣い、夕方からもっとも危険になるゴミ山を、「危ないから送るよ」と、入り口まで送っていました。
その思いやりと愛に、
少年が神そのものに見えました。
その夜、彼はギャングにお腹と背中を刺されました。
運よく病院に運ばれ命を取り留めました。
、、、が、治療費が支払えず
次の日には、ゴミ山へ戻ってました。
何箇所か刺された傷口には、血のにじむ布テープが、ペタペタと適当に張られているだけでした。
今にも剥がれそうな布テープ、、、
えっ!それだけ、、、
表面の処置だけなので、皮膚はもちろん内臓への刺し傷もそのまま、、、
それでもゴミを拾う。
その姿は衝撃でした。
頭に雷が落ちた感じで、目を疑うというか、脳がフリーズしました。
せめて包帯とか、、、
今日は休むとか、、、
今ごろ、内臓出血や傷口からばい菌が入り、破傷風で、一人孤独にゴミ山の中で亡くなっているかも知れません・・・
彼の顔が忘れられない。
70円でお米と豆と水を買ってゴミ山で食事をしていた彼の顔が今でも忘れられません。
彼は18歳です・・・
歯を食いしばりゴミを拾って、それを売って、1日70円稼いで、それでご飯を買って、夜にはギャングにおびえ、生きる。
生きた心地がしないと思います。
そして、家族と会えないまま、死んでいく。
もし彼が死んでも、家族はその死を知ることもない・・
もちろん、彼の家族や兄弟も死んでいるかも知れない・・・
- THE END -
今日の話しはいかがでしたでしょう。
少年は、社会的成功をなし得た訳ではありません。
誰かを目覚めさせようとも思っていません。
良心に従うことも意識していません。
ただ懸命に生きているだけです。
お花は、与えられた環境で咲いている。
そして、それをみる人の心を美しく輝かせる。
少年はまさにそれを体現し、美しい世界を創造しています。
その姿は、わたしを目覚めさせました。
わたしは、阪神淡路大震災を目の当たりにして、人生観が変わりました。
そして、大阪から上京しホームレスに。
ホームレスといっても、この少年と比べたら屁みたいなものです。
それから25年経った今では、多くの目覚めた女神の皆様と出会うことができ、美しい世界を創造しています。
ケニアを含め、世界中が美しく輝けばどんなに素敵でしょう。
女神と呼ばれる美道家の皆様 / 世界を変えるファッションショーにて
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